【重要】仮想通貨取引で重要なテクニカル指標

 

正直なところ、仮想通貨に関してはテクニカル分析が為替取引と異なり通用しないことが多く、ファンダ分析のほうが重要視されることが多いです。

ただし一定の参考にはなると思うのでいくつか仮想通貨取引に関して重要なテクニカル指標をご紹介します。

相対強度指数(RSI)

FXでよく使われるRSIですが、仮想通貨のほうでも少しは役に立つオシレータ系の代表的なテクニカル指標です。
買われ過ぎまたは売られ過ぎであるかどうかを判断することができるため、今の価格状況をトレーダーが把握するのに役立ちます。

一般的には70%以上が買われすぎ、30%以下が売られすぎと判断します。

 

フィボナッチリトレースメント

上昇相場における押し目や下降相場における一時的な戻りの目標価格を判断する指標としてよく使われます。

フィボナッチ比率としてよく用いられる38.2%、50%、61.8%あたりはリトレースメント(戻り)のポイントであると言われており、買戻し局面、売り戻し局面を判断する一つの材料になります。

 

■移動平均収束拡散手法(MACD)


短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで、買いと売りを判断する手法です。

MACDがシグナルを上回るゴールデンクロスの場合(買いシグナルの場合)はマイナス圏からプラス圏に転じ、MACDがシグナルを下回るデッドデンクロスの場合(売りシグナルの場合)はプラス圏からマイナス圏に転じます。

 

ボリンジャーバンド

相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから測定し、統計学的な観点から価格の変動範囲を予測してチャート上に表示するテクニカル指標です。

移動平均線をさらに進化させたもので、上昇トレンドや下降トレンドの始まりがわかったり、買い過ぎや売られ過ぎのサインが判断しやすい便利な指標です。

 

■ストキャスティクス

「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するための指標の一つで、一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置するかを見ます。 

0から100までの値があり、値が80を超える場合は買われ過ぎ、20を下回る場合は、売られ過ぎと判断します。

RSIに似ていますが、RSIは1本の線なのに対して、ストキャスティクスは2本の線なので、ゴールデンクロス・デットクロスを利用できるメリットがあります。

 

■平均方向性指数(ADX)

2本の指数を使って「トレンドの存在・方向性・強弱」を判断するオシレーター系のテクニカル指標。

ADXスコアで現在の状況を把握しますが、数値は一般的に次のように見ます。:0〜25:トレンドなし、25–50:弱い傾向、50–75:中程度の傾向、75–100:強いトレンドと判断します。

 

■オンバランスボリューム(OBV)

出来高を指数化し、その方向性に着目して売買のタイミング計算する分析方法です。
マイナーですが、かなり使えるインジケーターです。

OBVが上昇傾向のときは買いサイン、OBVが下降傾向のときは売りサインと判断します。

 

 

為替と異なり仮想通貨市場は価格操作されていることが多く、テクニカル分析は機能しないことが多いですが、一つの参考として上記を覚えておいていただければ幸いです。

ちなみに私は外国為替取引は10年以上やっていますが、仮想通貨FXのほうは勝てる自信が無いので全くやらないですw

 

 

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