仮想通貨市場に活気が戻りつつある件に関して

ここ1週間ほど、仮想通貨市場の長いベア相場がやっと終わったかのような明るい兆しが見える展開になってきていました。

昨日は大きく下げましたが、1日の取引高も10か月ぶりの高水準となっており、明らかに今までとは変わりつつあります。

前日比16%マイナスと特に大きく下げているのはイーサリアムで、これは主力開発メンバー離脱の件や調整もあるのでしょう。

2月28日にイーサリアムは大型アップデートの「コンスタンティノープル」が実施されますが、これが価格にどう影響するのかは予測できないですね。

 

思えば2018年は2000年のドットコムクラッシュを彷彿とさせる仮想通貨市場の急激な修正によって多くの投資家が仮想通貨から離れていき、みるみるうちに市場が縮小していきました。

2019年に入ってからもビットコインETFの取り下げや、Bakktのサービス延期など悪いニュース続きで市場も冷え冷えの状態でしたが、来月から相場の転換に繋がりそうな材料がいくつか控えています。

 

最も大きな材料としては、全世界に2700万人の顧客を持ち、運用資産300兆円という途方もない額を運用するフィデリティが3月からいよいよビットコインのカストディサービスを開始する件です。

これはヘッジファンドやファミリーオフィスなど機関投資家向けのサービスで、ウォール街大手の初めての仮想通貨市場参入となります。

 

最近の価格の大きな上昇の背景には間違いなくこの材料が深く影響していると思っています。

さすがにフィデリティのような世界的にも有名な資産運用会社が参入となると、今まで仮想通貨投資に興味の無かった層も興味を示してくるのではないでしょうか。

もう、去年から続くこの最悪な相場にも飽き飽きしている人も多いと思いますが3月から潮目が変わってくる可能性もありそうです。

 

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