資産が1000万以下の場合の運用方法

当ブログのお問い合わせ欄からよく資産運用に関して質問を頂きますが、毎日かなりの数のメールが来るため全くお返事できていない状況です。

今日はまとめて資産運用に関しての記事を書きたいと思います。

 

よく頂くのが資産の全てを仮想通貨に投じても良いのか?という内容です。

これは絶対に止めたほうがいいでしょう。

例えば1000万円以下であれば、3分の1を仮想通貨、残りを株式投資、債券、iDeCo、保険などに分散がいいかと思います。

仮想通貨は数ある投資の中でも非常にリスクの高い部類に入るので、最悪の場合二束三文になる事も想定して資金の30%~40%に抑え、さらにその中でもビットコインを主軸にして、アルトコインに関しては特定の銘柄に集中投資せずに分散を心がける必要があります。

 

ちなみに私の現在の投資比率ですが、ざっと計算してみたところ、仮想通貨約25%、インドネシア株約55%、米国株約3%、不動産約15%、ハイイールド債約2%でした。

他にもEAで回している為替のほうにもいくらか入れていますが、こちらはそこまで金額が大きくないので今回は外しています。

現金はほとんど持っておらず、余力を残す事なくほぼ全力で投資に回している状況です。

投資においては一般的に年間利回り10%が一つの目標になってきますが、昨年は仮想通貨の相場の悪化により大きく資産を減らす事となり到達できていません。

 

仮想通貨投資を行っている人の中には、一生働かくなてもいいくらいの資産を構築したいと思っている人も多いかもしれませんが、資金が少ないため一発逆転に賭けて全力で仮想通貨に資金を投じている人も多いかと思います。

これは悪手で、資産形成において如何に資産を減らさずに増やしていくかという原理原則の元、リスクの高い商品でもリート、債券、為替などと分散させ、まずは大切な資産を無くしてしまうリスクだけは避ける必要があります。

特に長期での資産形成を考えた場合、最近だと新興国株や、新興国債権は優れたパフォーマンスを持っていますが、仮想通貨ほどリスクは高くないためお勧めです。

10年運用で年平均10%程度の利回りならドル建てのハイイールド債もいいでしょう。

 

ただし、これらのリスクを極力抑えた投資の話は資産1000万円程度からの話であり、例えば資金が100万円以下であれば、投資だけで生活というのはいつ達成できるか分からないほど遠い話となってしまうため、仮想通貨と新興国株を半々で投資するなどある程度リスクを取った投資をする必要が出てくるかと思います。

正直なところ資産5000万円程度まで増やすことができれば、いくつかの東南アジアなど新興国のプライベートバンクに分散させておくだけで年500万くらいの利回りで生活ができるかと思います。

スイスのプライベートバンクは最低1億からですが、新興国であれば手数料だけ払えば最低預入額も敷居がそう高くなく、利回りもマン島、ケイマンなどの名門よりもパフォーマンスはずっと上です。

当然レバレッジを効かせた運用もでき、ハイイールド債、エマージング債のファンド等だけでなくIPOの優先割り当て等様々な運用で年間利回り20%以上も視野に入ってきます。

プラスになった資産分は新興国の不動産に回していけばさらに安定するでしょう。

 

ただ100万円以下から5000万円まで資産を増やそうと思うと、2017年の仮想通貨の相場であれば難なくクリアできる話でしたが、2018年以降資産を増やすどころか投資をすればするほど減らすような相場となってしまっているため、現状では最もリスクが少ないと思われるビットコインを主軸として、アルトコインは超分散を心がけ、投資している中の1つでも数倍になれば、原資を確保しつつ利益分でビットコインの買い増しを行っていくのがベストかもしれません。

急がば回れという言葉もありますが、特定のアルトコインだけに一攫千金を夢見て全力投資というのだけは絶対に避けたほうが賢明かと思います。

 

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