中国大手取引所BISSが中国当局によって2月15日に閉鎖
去年11月の中頃、中国人民銀行による仮想通貨への規制に関しての記事を書きました。
規制当局は仮想通貨と、仮想通貨取引所に対して粛清を行うという内容のものです。
この規制によって大小100近い、中国の仮想通貨プロジェクトが閉鎖に追い込まれました。
そして、2019年に最も急成長した取引所の1つであると言われるBISSも、いよいよ2月15日に閉鎖となるようです。
以下がBISSから発表された公式声明です。
親愛なるBISSユーザー、
3か月のハードワークの後、BISSチームとBISSをサポートするすべての小規模パートナーにとって、これは難しい選択でした。
BISS取引プラットフォームは2019年1月にオンラインになって以来、通貨取引商品と通貨株式取引商品をリリースしています。運用中、ユーザー、プロジェクト、投資家の信頼とサポートを獲得した安全で便利で価値のあるデジタル資産取引プラットフォームをユーザーに提供することに常に取り組んでいます。これに心から感謝します!
2019年10月末に、BISSチームは不可抗力により強制措置を講じられ、事業に深刻な影響を及ぼしましたが、当面はプラットフォームの安定した運用を確保するために最善を尽くします。2019年12月、所管官庁は、BISS Exchangeの株式ビジネスの上場廃止および撤回をできるだけ早く処理するよう要求しました。現在、内部および外部環境の影響により、チームは通常の取引ビジネスを継続できません。
今日、私たちはこの困難な決定を下し、すべての取引操作を閉じなければなりません。
BISSは、2020年2月15日北京時間の12:00にすべての取引機能を終了します。
BISSは、2020年2月15日の北京時間の12:00からすべてのブロックチェーン資産の再充電機能を停止します。
なぜBISSが選ばれたのかに関しては、マネーロンダリングの部分に問題があったと言われていますが、完全に見せしめでしょう。
取引所ウォレット内にギャンブルのバスタビットを入れたりと、もっと法律に触れるような事をしていた所は生き残っていたりと、BISSに関しては運が悪かったとしかいいようがありません。
この粛清に関しては、実は少し早い段階でリークがあったらしく、海外に拠点を移していたところもいくつかあるようです。
去年の11月の人民銀行のニュース以降、しばらくは中国仮想通貨も大人しくなっていましたが、また最近色々なプロジェクトも活発化してきています。
ポンジスキームに関しても、「DCF」と呼ばれるものなど色々出始めてきており、おそらく日本にもまた入ってくると思いますのでご注意ください。
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