APT41が暗躍

この話は興味無い人はスルーしてもいいかと思います。

 

APT41はご存知でしょうか。

「Advanced Persistent Threat 41」を略してAPT41と呼ばれていますが、中国政府専用のハッカー集団です。

都市伝説などではなく、本当に中国政府お抱えの組織として実在しており、セキュリティ会社にもAPT41に対しての対策部門ができていたりします。

アメリカのセキュリティ会社の報告によると、ATP41のサイバー攻撃の対象国はトルコ、インド、フランス、イタリア、日本、ミャンマー、オランダ、シンガポール、韓国、南アフリカ、スイス、タイ、英国、米国、香港などとなっているようです。

 

日本ではあまり知られていませんが、このハッカー集団、実は仮想通貨市場において2016年あたりから裏で色々動いており中国の仮想通貨系のプロジェクトやファンド関係者等と話をしている時に、たまにその名前を耳にすることがありました。

 

元々、中国政府がグローバルテクノロジー、通信、その他の業界に侵入してスパイする際に使っているグループですが、最近では政府が中国国内から海外に資産を逃がしているような富裕層を見つけるために、仮想通貨取引所などにもハッキングを掛けさせているという話です。

 

特にブロックチェーン会社へのサイバー攻撃が増えているようで、マイニングソフトウェアにウイルスを仕込んだりと、様々な方法で個人や、ブロックチェーン企業へのハッキングを試みています。

反政府勢力に対しても攻撃を強めているとの話はよく聞きますので、特に香港などに会社を持っているブロックチェーン系企業は気を付けたほうがいいかもしれません。

 

 

当サイトはあくまでもチラシの裏程度の感覚で見て頂ければ幸いです。投資にはリスクがあります。私は一切責任が持てませんので、必ず自己責任でよく考えてから行って下さい。