WeChatが海外ユーザーを監視しているという話

中国のソーシャルネットワーキングアプリである「WeChat」。

世界で10億人以上の利用者がおり、日本からも登録されている方は多いと思います。

私も中国の情報を集めたり、中国人のグループとやり取りをするのは、ほとんどWeChatを利用しています。

そのWeChatに関して、最近良くない疑念が出てきました。

トロント大学のシチズン研究所の最近の調査報告によると、
WeChatは体系的なアルゴリズムと特別なタスクフォースを使用して、アプリの海外ユーザーが送信、投稿、共有したすべてのものを監視しているとの事です。

 

これは前々から言われていましたが、Wechat内で仮想通貨の話をしているとアカウントが削除されたりと、人が介入してチェックしているのかはわかりませんが、何かしら会話内容をチェックしているのは間違いありません。

習近平や共産党に批判的な会話をしたアカウントは、Wechatの記録を元に逮捕された言うような話もあります。

 

しかし、中国の上海ではWechatアカウントを持っていないと、パスポートも申請もできなかったりと、ほぼ強制的に国民はWechatを使用するように仕向けられています。

当然海外ユーザーのアカウントも監視されており、漏れるのがマズい内容はWechat内ではしないほうがいいというのが、中国では常識になっています。

 

日本国内でもLINEではないですが、そこそこユーザー数の多い某チャットサービスは、本当かどうかわかりませんが国から要請があると簡単に情報を提供していると噂がありますね。

色々心配な方は、やはりテレグラムが最適である事は間違い無さそうです。

 

 

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