不動産による不労所得

不労所得といえば何が思いつきますか。

私の記憶ではロバートキヨサキ氏の某書籍が2000年代前半に話題になってから、この不労所得という言葉が日本で注目され、情報商材などで不労所得を謳った詐欺が横行し始めたと記憶しています。

 

不労所得と言えば、一番メジャーなのは不動産でしょう。

私のまわりにも不動産収入だけで暮らしている人は多数います。

私自身もそこそこの数を世界中に持っているので、生活する分には全く困っていません。

今エジプトなどを中心に買い漁っているので今後益々安定してくると思っています。

 

ただこの不労所得という魅力的な言葉に釣られて、日本の不動産を銀行融資で買っていっている人たち
これからかなり厳しい状況に陥ることになるでしょうね。

 

2050年には日本の人口は今から30%ダウンの9000万人になると言われていますが、需要と供給のバランスから考えて、空き部屋リスクが益々高まってくることと、売りたくても買い手が付かず売れないという状況に間違いなくなってきます。

 

家賃収入が発生しなくなってくると返済は別のところから用意する事になり、資金繰りが悪化となる事は目に見えています。

日本の不動産の家賃収入で年収数千万とか言っている人は多数いますが、今はまだいいですが、これから絶対に厳しくなってくるだろうなと思っていつも見ているわけです。

ワンチャンあるとすれば、移民の受け入れか、外国人の移住が加速するような政策を出すことでしょうが、日本に限っては国民性からもおそらくそれは無いのかなと思います。

 

不動産で実質利回り5%程度なら、シンガポールの3大銀行のDBS(日本のメガバンクよりPBR、ROEは圧倒的に上)でも預けるだけでそれに近い金利を出す方法もあります。

 

人口が減少している国、供給過多ではないか、実質利回り、
不動産投資は入念に調査すべき部分が多く、不労所得を目指して購入したのに、不労所得どころか負債にしかならない事が本当に多いので、安易にメディアに踊らされず、裏側の部分まで調べる必要があります。

不動産会社が物件を売るために、メディアに金を払って提灯記事を書かしていることなんかザラにあるわけなんです。

 

 

 

当サイトはあくまでもチラシの裏程度の感覚で見て頂ければ幸いです。投資にはリスクがあります。私は一切責任が持てませんので、必ず自己責任でよく考えてから行って下さい。