インサイダー取引は何故バレるのか

インサイダー取引は何故バレるのか

株価が上がる可能性のある情報を知った人が、その情報が一般の人の目に触れる前に株取引をするとインサイダー取引となります。

一般公開された後だと、関係者でもインサイダー取引にはなりません。

日本では主に、各証券取引所の証券取引等監視委員会がインサイダー取引の監視及び調査を行っており、
悪質な取引が発覚した場合は証券取引等監視委員会に報告する仕組みとなっています。

その罰則はけっこう厳しく、以下のようなものになっています。

• 5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、またはこれらの併科。
• 得られた財産の没収または追徴。
• 法人の場合は、行為者を罰するほか、当該法人も5億円以下の罰金が科せられる。

では、インサイダー取引はどうやってバレるのか。

これは非常に簡単な仕組みになっており、各銘柄において重要なニュースが発表された時、
1番儲けた人から順に個人情報を調べていっているのです。

その上がっている銘柄の親族、社員、取引先、友人関係などではないか？という事を金額ベースで儲けた順に調べていっているのです。

正直なところ小さい額だとバレてないケースが大半だと思います。

ただ罰則は非常に重く、ニュースなどで名前が出てしまうこともあるのでやらない方がいいでしょう。