FTXのサム氏がバハマで逮捕

まだ正式な債務はいくらか発表されていませんが、最大7兆円近い投資家たちの資産を棄損したサム氏がバハマで逮捕されたようです。

仮想通貨で財を成した長者が数百億円分の全仮想通貨をFTXに入れていて全財産失った事例や、仮想通貨系の企業が運営資金を全額入れていて運営できなくなったり、この崩壊でまだ表に出てきていないものを含めて、とてつもない被害が発生しています。

私も1000万以上のテザーを失いましたが、まさか世界2位の取引所がこんな事になるとは夢にも思わなかったというのが多くの考えであったと思います。

 

先月のFTXの崩壊後、米国政府の要請によってバハマの当局による犯罪捜査が続いていましたが、今回ついに逮捕となりました。

アメリカへ引き渡された後に、その内容的にはサム氏は終身刑になる可能性もあります。

過去に、世界の詐欺事件としてはナスダック非常勤会長のバーナード・L・マドフ氏が金融詐欺を行った事件がありましたが、あれが約7兆円の被害額で世界最大と言われていました。

今回のFTXも最大7兆円規模なのでほぼほぼ同じ額となり、世界最大の詐欺事件の1つとなりそうです。

ちなみにバーナード・L・マドフ氏は150年の禁固刑となり独房で病死しました。

過去の判例を見ても、内容的にはサム氏も終身刑になってもおかしくはないでしょう。

一時は総資産2兆円とも言われていた男が、こんな結末になるとは誰も予想できなかったと思います。

 

しかしこの業界、最初から詐欺を働くつもりでプロジェクトを立ち上げていたり、周りすら騙して罪悪感無く詐欺を働く人間が本当に多いです。

結果的にうまくいかなかったというのは仕方のない話ですが最初から騙すつもりでやっていたというのはどういう精神構造をしているのか、家庭環境で育ってきたのか本当に疑問しかないです。

サム氏も氷山の一角でしかなく、まだ他に日本含めて山ほどこういった輩は存在しています。

 

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