【中村.s EYE】今後の値動きについて
5月14日~16日にかけてアメリカで世界最大の仮想通貨のイベント「コンセンサス2018」が開かれていました。
例年通りであればこの時期は、毎年仮想通貨の価格が大きく上昇するボーナス相場のはずですが今年は軟調傾向にあります。
なぜ、相場がなかなか回復しないのか?
原因はすでにわかっていますw
間違いなく、これでしょう。
Mt.goxが絶え間なく売り続けているからです。
昨日も、コールドウォレットから、14000BTC(約140億円)や30000BTC(約300億円)が取引用口座に移動したようです。
当然BTCが下がると他のアルトコインも一緒に下がります。
毎回、数十億円~数百億円相当のBTCを売り浴びせしているのでそれが重石となって、いつまで経っても上がらない状況となっています。
まだ2000億円近いコインを所有しているので、本当に眩暈がします。
どんな好材料が出ても、彼らが売り続ける限りは上がることはないでしょう。
実は、価格が上がらない理由がもう1つあります。
Googleトレンドと、ビットコインの価格の相関については知っていますか?
こちらを見て下さい。
赤線がビットコインの価格で、青線がGoogleでの「ビットコイン」の検索を表しています。
ほぼ同じだと思いませんか?
まさに、Googleトレンドと、ビットコインの価格は相関関係であると言えるでしょう。
そして、なぜ今価格が停滞しているのか、その理由はこちらを見たらわかるかと思います。
こちらは、この1年間の仮想通貨に関してのGoogleトレンドのグラフです。
昨年12月をピークに下がり続け、今現在も停滞している状態です。
全く上がっていません。
おそらく、1月からの暴落のインパクトが強すぎて、新規のトレーダーが増えていない状況かと思われます。
新規のトレーダーが増えていない中で、毎月100近い新しい通貨が上場し、
投資が分散することによって稀釈されていっていると予測しています。
つい最近上場したDAOstackや、WowooのWowbitなどの話題性の高かった銘柄もすでにICO割れを起こしています。
この時期に上場する銘柄は少し厳しい展開になるかもしれませんね。
今後のビットコインの値動きについての私の予測ですが、おそらくは100万円前後を行ったりきたりの状況がしばらくは続くのではないかと思っています。
ただし、いつまでも今の状況が続くとは思えません。
ファンド、銀行、国家など、様々な企業、団体が続々と仮想通貨市場に参入し始めています。
Mt.Goxによる売り圧もありますが、それ以上の買い圧が発生するのもそう遠くはないと思っています。
上がる時は一気に上がるのが仮想通貨の特性です。
目先の上げ下げに反応せずに、今はただ黙々と有望な銘柄を買い集めるのが最善かと思います。
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