韓国は仮想通貨に楽観的
最近、悲観的な記事が多いのでもう少し明るいニュースが欲しいというメールが届いていました。
今日は日本のお隣の韓国の仮想通貨事情を書きたいと思います。
韓国と言えば昨年の暮れあたりから規制がかなり厳しくなりましたが、その発端は仮想通貨投資に失敗した30代の男性が追い詰められて命を絶った件でした。
事態を重く見た韓国政府は、取引を全面的に禁じる法整備を検討し色々と規制の話が出始めましたが、最近になって規制ではなく、国としてバックアップしていく方針に転換していきました。
韓国政府は第4次産業革命と言われるブロックチェーン技術の発展のために、2019年の予算を1000億円用意することを今週に発表しています。
韓国は過去にAI(人工知能)やVR(バーチャルリアリティ)、ビッグデータなどの次世代技術にもこれだけの予算を投じたことはありません。
この事からもブロックチェーンにどれだけ力を入れようとしているのかがわかるかと思います。
韓国第2の都市である釜山(プサン)の地方自治体は、仮想通貨交換、仮想通貨ビジネス、開発者、才能を引きつけ、次のシリコンバレーならぬ “クリプトバレー” を作るために動き出しています。
今年の1月以降仮想通貨市場は80%以上暴落し、アルトコインに関して言えば数十分の1~数百分の1と大きく価値が減少していまいましたが、これは仮想通貨の歴史上3番目の大きな減少です。
このようなベアマーケットの中でも、韓国はブロックチェーン技術の将来性を見越して2019年度に1000億円もの予算を出すことを約束し動き出しています。
最近はITや家電などで韓国に後れを取る日本ですが、このままだとブロックチェーンに関しても大きな差を付けられそうですね、、、
こんな相場だからこそ、日本政府も世界をリードして国としてフォローして欲しいと思うのですが未だに交換業の登録のほうも動いておらず今年の1月のコインチェックの事件以降何も進んでいません。
結局サイバーエージェントは仮想通貨取引所を断念、GMOコインの取引所サービスが延期、LINEは日本人が利用不可の取引所を海外で開始という結果に繋がっています。
スマホと同じように、仮想通貨も数年後には中国、韓国の2強で、日本は蚊帳の外となりそうですw
仮想通貨市場は最悪な状況ですが、日本のお隣の中国や韓国は将来に向けて動き出していますので、今のような時価総額20兆円程度の規模で終わることはないでしょう。
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