IBMからついに商用量子コンピュータが登場

21世紀の最大の技術革命であると言われる「量子コンピュータ」

 

2019年末からついに商用向けの量子コンピュータのサービスがIBMより提供されることが決まりました。

多くの方が知っている通り、仮想通貨は今までのパソコンではその暗号化技術を突破することは不可能と言われていましたが、従来のパソコンの約1億倍の処理速度を持つ量子コンピュータであれば解読が可能であると言われています。

 

2019年末にIBMより提供されるサービスはクラウドを通じて量子コンピューターにアクセスできる商業サービスで「IBM Q」という名称になっています。

量子コンピューターを持たない企業や、研究機関などでも、クラウドを通じて量子アルゴリズムを構築できるサービスとなります。

 

株式市場の複雑な計算、地震予測、薬の開発、人工知能の開発、その他これまでのPCには不可能だった複雑な演算も可能なため、様々な用途が考えられます。

 

皆さんが最も気にされるのは量子コンピュータの登場によって仮想通貨はどうなるのか?という点でしょう。

 

一般に浸透し始めると秘密鍵が解読される危険性が生じるため仮想通貨の存在が危ぶまれることになってきます。

まずは、量子コンピュータでも解読が難しいと言われる量子耐性技術は必須となってくるでしょう。

 

現状、量子耐性を持っている仮想通貨は下記となります。

 

Cardano(ADA)

MIOTA(IOTA)

NEO

Shield(XSH)

Nexus(NXS)

Quantum Resistant Ledger (QRL)

Hcash(HSR)

 

上記の通貨の中でもADAとIOTAは特に量子耐性に関しては信頼性が高く、これからの量子コンピュータの普及を考えると、セキュリティ面でもこの2社のブロックチェーン技術は企業側も導入しやすいのではないかなと思います。

これ以外の仮想通貨は消えるのか?と思われる方もいるかもしれませんが、そうではありません。

高い技術力が必要となってきますが、後で実装することも不可能ではないからです。

 

とりあえず2019年末頃からサービス開始とのことなので、各社がどのように対応していくのか注目していきたいと思います。

 

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