仮想通貨ペトロで話題のベネズエラでクーデター

仮想通貨トレーダーからすると南米べネズエラと言えばペトロが最初に思い浮かぶかと思いますが、野党代表のグアイド国会議長が呼びかけ、それに同調する軍がマドゥロ政権に対してクーデターを起こしたようです。

暴徒化したデモ隊は火炎瓶や石などで治安部隊を攻撃し、それに対し、政権側の治安部隊はゴム弾や催涙弾などで鎮圧に当たったとのことで、5月2日時点では鎮圧に成功したとの報道がありました。

 

現大統領のマドゥロ氏はロシアから支援を受けており、仮想通貨に対して寛容で国民にも積極的に利用を求めており、独自通貨のペトロも発行しています。

野党代表のグアイド氏はアメリカや西側諸国によって暫定大統領としての扱いを受けていますが、私が一番気になるところはグアイド氏の仮想通貨へのスタンスです。

 

調べた限りでは、グアイド氏のスタンスはビットコインには肯定的であるが、ペトロはSCAMであるとして廃止を求めています。

ベネズエラは日本以上にビットコインの取引高が大きい仮想通貨大国ですが、財政的、経済的な崩壊とクーデターなどによって益々ビットコイン需要が高まっており、ここ数日のビットコイン価格の上昇の大きな要因にもなっています。

 

もし仮に今後グアイド氏が正式に大統領となった場合、ペトロを廃止しビットコインの利用を勧める流れとなるのは確実なので、日本とは馴染みの薄い国ですが動向を注目しておいたほうが良さそうです。

 

 

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