Plustoken(プラストークン)はどうなっているのか

今年4月頃から、時価総額が大きくなり過ぎて配当を捻出するのが難しいのではないか?という噂が蔓延していたプラストークン。

サービス開始から1年2か月の現在、最近少し雲行きが怪しくなってきているようです。

先日の記事でも書きましたが、時価総額はイーサリアムすら超える7兆円に達し、どうやって配当を捻出しているのか疑問がありました。

 

プラストークンの最大の後ろ盾であったWBFグループは今年になってプラストークンを完全に切り、SBLOCKの立ち上げメンバーとなりましたが、中国、韓国などのプロモーターなどもすでに3月頃には予兆を掴んでおり、他のウォレットに移っています。

 

ナスダック公告掲載、そしてWBF(ワールドブロックチェーンフォーラム)で共同イベントを主催し世界から100以上の名だたる通貨のプロジェクトやファンドを集め、その場で大々的に知名度を高めるというWBFの戦略は功を奏し急拡大しています。

 

こちらは2018年4月のPlustokenのローンチイベントです。


(プラストークン・ナスダック電子看板)


(WBFとプラストークンの共同ホストイベント)

 

そしてこちらが2019年6月のSBLOCKのローンチイベントです。


(SBLOCK・ナスダック電子看板)

 


1万人来場の2019年WBF(ワールドブロックチェーンフォーラム)をSBLOCKとWBFが共同主催

 

(2019年6月22日のSBLOCKとWBFフィナンシャルグループの戦略的パートナーシップの調印式)

 

これを見ればWBFグループが、280倍になったプラストークンの再現を、さらに改良されたプラットフォームであるSBLOCKでもう一度行おうとしている事が容易にわかるかと思います。

切り捨てられたプラストークン陣営は怒り心頭となり、SBLOCKのローンチ直前に非難の声明を出したことは知っている人も多いかもしれません。

価格に関してもほぼ毎日3%上がり続け、これはプラストークンの最初の1か月と全く同じ推移になっています。

このまま順調に上がっていけば先日の記事に載せた画像のような価格推移となっていくのでしょう。

 

 

個人的にプラストークンの最大の失敗は1年以上も猶予がありながらウォレット事業以外を全く成長させてこなかった事だと思っています。

SBLOCKはその欠点を見抜いており、7つの事業を同時進行で進めています。

ペイメント事業、取引所事業、POS事業、Dapps、ATM事業、ローン事業、送金事業など

ただし、この7つがあれば安泰というわけにはいかないでしょう。

SBLOCK側は我々は粛々と事業を進めていくだけという発言をしていますが、プラストークンが万が一破綻すれば、程度はわかりませんが影響はそれなりに出るかなと思っています。

プラストークンの代替としてSBLOCKや他に客が流れる可能性もありますし、心配になって抜けるケースもあるかもしれません。

 

7月2日にプラストークンの出金が再開するとアナウンスされていますが、おそらく出金申請が殺到するでしょう。

それに対してプラストークンの資金力で対応できるのかどうか、多くの人が注視しています。

再開後にじわじわと時間をかけてイグジットする可能性もあるかもしれません。

成長しきって伸びしろが無くなってくると、他のこれから大きく成長しそうなものに乗り換えたいと思うユーザーが増えてくるのも当然のことです。

 

一応こちらはPlustokenの公式から7月1日に発表されている文面となります。

(※簡単に説明すると、7月2日の更新によって通常通りに戻るという事が書かれています。)

 

これは毎回毎回書いていますが、この手のスキームはリスクはあるので間違っても全資金を投入するというのは止めたほうが賢明です。

 

他のウォレットに関しても対岸の火事ではなく、長々とやっているといつかは同じようになる可能性はあるので、原資は抜けるタイミングで必ず抜く、余裕資金の範囲を入れる、複利運用はやらない、過熱感が出たら止める、これは大前提になってきます。

まずは資産をマイナスにしない事が最優先となります。

 

そして、トークン価格が何十倍となった後から新規参入とかは、本当に養分にしかなりえないのでお気を付け下さい。

そんな奴いないだろうwと思うかもしれませんが、Plustokenは時価総額7兆にして、毎日数億円の新規資金流入があったようなので、まだまだその時価総額でも伸びしろがあると思って入ってくる新規も相当数いたのは事実なので。

 

 

 

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