【重要】アルトコインシーズンが来ない可能性
現在の仮想通貨相場を見るとビットコイン一強となっています。
2017年の相場を経験している人は、この後ビットコインの上昇が一段落した後にアルトコインシーズンとなる事を知っているかと思います。
私もアルトコイントレードによって2017年10月~12月のたった2か月で資産が数百倍に増えました。
しかし歴史は繰り返すのかというと、そうでもないのかもしれません。
海外でも懐疑的な声が出始めていますが、私自身も2017年のような何を買っても価格が上昇というのは難しいのではないかと思い始めています。
その理由は3点あります。
まず仮想通貨の種類が2017年は1000種類程度しか無かったのが、今では3000種類以上ある点。
数が増えれれば増えるほど投資が分散するのは当然の事で、よほど大きな資金がアルトコイン市場に雪崩れ込んでこなければ2017年のような大きな上昇は見込めないと思われます。
次に2018年の大暴落で個人投資家の多くが引退し、2019年には機関投資家の参入によってビットコインの価格が上昇している点。
よく考えればわかる事ですが機関投資家がマイナーなアルトコインに投資しますか?w
ビットコインか、よくてイーサリアム、リップルあたりまででしょう。
機関投資家はアルトコインの価格上昇に大きくは寄与しないという事です。
そしてアルトコインシーズンが来ない最大の原因として私が考えているのは、2017年と異なり触媒が無くなったという点です。
触媒とはICOの事です。
2017年~2018年と比較して、現在のICOの調達額は95%減となっています。
2017年はICOに参加すればよほど変な銘柄でない限りは上場時に5倍~20倍くらいにはなっていました。
そこで増やした資金でまた他のアルトコインに投資し、さらに資産が増えるという好循環が形成されていました。
しかし、今はどうでしょうか。
ICOに流れていた資金は今や配当ウォレット系や、STOなど他のデジタル資産などに流れており、アルトコイン投資に繋がるようなものにはほとんど流れていません。
去年のICOの98%が失敗していると言われている事からも、ICOを触媒としたアルトコインの上昇に関しては数年は厳しいのかなと思っています。
色々書きましたが、個人的にはアルトコイン祭りはもう一度経験したいと思っています。
私もかなりの数のアルトコインを寝かしている状態なので、もう一度大きく上がらなければ電子ゴミのままとなってしまうからです。
一部のアルトコインが突発的に上昇する事はあると思いますが、ハズレの銘柄を引くと資産を減らすだけになるかもしれません。
今は来年に半減期を控えているビットコインの枚数を増やす事に注力し、後はイーサリアムなどの上位コインを少し持つくらいのほうがいいかと思います。
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