中国株がバブルの様相に

中国本土株が7営業日続伸となっており、急激に価格を上げてきています。

1日当たりの売買は1兆元(約15兆円)超、個人投資家の参入が進んでいるようです。

2015年に崩壊したバブルを想起させますが、2014年時と現在を比べると株式バリュエーションの出発点が低いことなど、一概に比べる事はできない状況になっています。

 

コロナの蔓延以降、低金利や一部の人気理財商品での初の元本割れなどで株式に資金が流入しているとの見方が強く、その影響で株価が大きく上昇している状況です。

中国株価指数/China Securities Index(CSI)は年初来で約14%高と、世界の主要株価指数の中でも大きく値上がりし、5年ぶりの高値を付けています。

また、オシレーター系の「現在の相場は上昇と下降、どちらに傾いているのか」を調べる際に用いられる指標、相対力指数(RSI、14日ベース)は約88と、14年12月以来の高い水準にあります。

 

世界中の株式市場を見渡すと、まだコロナの蔓延以降、あまり株価が上がっていない市場が数多くあります。

ぶっちゃけアメリカ、中国、日本以外はほとんど上がっておらず、年初からマイナスの状況です。

ヨーロッパ、中東、アフリカ市場は未だ大きく下がったままなので、特に新興国の株式市場は大きなチャンスがあるかもしれません。

 

足元では、アメリカなどの先進国の不動産価格が6月あたりから急激に下がり始めており、株式市場に関しては実体経済とかけ離れたものになっているのも間違いないので、
今後の株価推移の見通しは非常に立て難いなというのが本音です。

 

 

 

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