トークン価格を上げるには実需か、期待か?
最近、色々なチームと打ち合わせをして、たまにこの話が出ることがあります。
トークンのプライスを上げるために必要なのは、実需なのか?それとも期待なのか。
期待とはそのトークンを持っていたら良いことがあるかもしれない、これは絶対に将来色々なところで使われることになる、等々の期待感によって価格が上がることを指します。
実需というのは改めて言う必要もないですが、実際に使われて価格が上がることを指します。
期待に関して日本でわかりやすい所でいうと、XEMやXYM、日本の取引所に上場したIOSTなどですね。
なんとなくこれを買っていたら将来上がりそう、、、みたいな感じの雰囲気が出ているトークンです(笑)
結論から言うと、私は実需がないと価値の維持や上昇は長続きしないと思っています。
特にアルトコインにおいて、期待によってある程度投資家が入ってきても、どこかでそれが頭打ちしてきます。
そうなると上昇が止まり、ユーザーが徐々に売り始め、気が付いた頃には大暴落していたという事になるのです。
それを抑制するためにステーキング機能などの一定の実需に結び付く施策を出して、トークンの価格を維持しようとしてきます。
私がCRETAに期待しているのは実需の部分で、ゲームが爆発的にヒットし遊ぶためにトークンが使われることになると、トークン需要が増し、必ずトークン価格が上がってきます。
だからここまできたらもう不必要に期待上げするのではなく、ゲームが始まってから実需オンリーで価格を上げる事に徹してほしいとすら思っています。
極端な例だと中国の「原神」。
最初の2年間だけで6000億円ユーザーに課金させていますからね。
ああいったメガヒットゲームがCrypto系から出たら、それこそ全盛期のAxieかそれ以上の価格になってもおかしくないはずです。
どのプロジェクトに話をしても、どうやって価格を上げていくか、維持していくか、みんなそれに頭を悩ませています。
まずはどんな形でも良いから実際にトークンを消費させる仕組み。
1つだけでなく、次々と導入していく。
それの積み重ねであり、これが本当に重要だと思いますね。
しかしどのプロジェクトも、期待感を煽って価格を上げようとして、実態が伴っていないからどこかで投資家に見透かされて、アルトコインによくある定番の形のチャートになってしまいます。
それが本質であり、多くのプロジェクトはトークンをいかに消費させるかそこに頭をもっと悩ますべきではないかなと思うんですよね。
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