VCなどから多額の資金調達を行っているプロジェクトに対しての間違った知識
XなどのSNSを見ていると、その仮想通貨プロジェクトはVCなどから多額の資金調達を行っているから売り圧がヤバい、、、
みたいな少し間違った知識をひけらかしている事例をたまに見かけたりします。
昔の仮想通貨プロジェクトや、嵌め込みプロジェクトであればこれは確かに正解なのですが、
最近はこのVCなどから多額の資金調達を行っているから、売り圧が、、、と言うのは実は間違いなんですよね。
これに関しては世界中どのメディアでもたぶん内情が書かれているものは1つも無いと思うので
当ブログをお読みの方だけに実際はどうなっているのかその裏側をシェアしておきます。
まずはこちらをご覧ください。
これは2025年Q1時点での、ファンドレイジング(資金調達)の金額によるランキングです。
1位は昨年からずっと皆さんにこれは必ず来年に来るとシェアしていた0G(Zero Gravity/ゼログラビティ)で、その額は325M(約500億円)です。
もちろん全てがトークンではなく、エクイティ(株式)での調達もありますが、トークンでの調達もこの中に含まれています。
単純にこれだけ見ると、こんな売り圧が掛かると、このプロジェクトは大暴落するな、、、と思う事でしょう。
しかし、それは実際は違って、
最近の大型プロジェクト、まともなプロジェクトはVC達の枠は1年ロックなどが付いているんですよね。
そこからべスティングで数年掛けて分割配布になるケースが非常に増えています。
自分たちのロックが解除される時点で価格が維持されていないと、VC達は大損を食らうことになるので何が何でも価格を維持させる必要が出てくるのです。
つまりは、自分たちの投資したプロジェクトが、ロック解除になった時点でも高値を維持しているであろうと踏んだプロジェクトに投資をするので
むしろこのファンドレイジングの金額が大きいモノのほうが安心だったりするという事になるのです。
最近の上場時の売り圧は小口の初期投資家や特に取引所によるもので
最大の利を得ているのはVCではなく、セキュリティデポジット以外にトークンでの上場費用を受けている取引所によるものが非常に大きいです。
具体的に名前を出すと、Binance、Bybit、Bitget。
こいつらが欲をかき過ぎで、これらに上場しているもので最近ダンプが多いのもその理由なんですよね。
だからこそ、中央集権に上場させず、DEXからフェアローンチで展開するプロジェクトが増えてきているのが最近のトレンドになっています。
これらの情報を知った後、SNSなどで、VCから多額の資金調達をしているから売り圧が云々の書き込みを見かけたら
どうぞ生暖かい目で見守ってあげて下さい。
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