トランプ氏が中国の仮想通貨市場への影響を懸念

トランプ氏が「中国に仮想通貨業界への介入」を控えるよう声明を出しました。

「私は仮想通貨に非常に賛成だ。そうでなければ中国がそれを乗っ取ってしまうだろう」とトランプ氏は語りました。

米国が今後積極的にこの業界に入って阻止していくという事です。

 

これは確かにその通りなんですよね。

 

少し前にも書きましたがToken2049に参加していた20%が中国人、
取引所関連のブースに絞ればスタッフのおそらく60%が中国人でした。

 

私が見る限りでは日本人は1人も見かけなかったですね。

本当に今の状況、日本人も危機感を持たないとヤバいな、、、と思います。

 

日本の取引所はグローバル展開を考えているようなところは全く無く、日本国内だけでしか最初から展開を考えられていませんし、
プロジェクトもどちらかというと、マーケティングを日本人向けにしかしない。

海外の仮想通貨イベントにも全く出展しない、カンファレンスでも日本人のスピーカーはほぼ0。

 

ここに今の日本の没落の原因の1つがあるような気がしています。

外の市場を開拓していこうという動きが全く見られず、人口減少していく日本国内だけをターゲットに活動していたら当然ジリ貧にもなってくるでしょう。

競合が増え、その競合すらも日本国内をターゲットにしかしていなければ、小さいのパイの取り合いで共倒れになってきます。

 

歴史を見ると、唯一積極的に海外に展開していたのは、自動車業界くらいでしょうか。

トヨタ、ホンダなど。

 

ただ今の中国の自動車メーカーの海外マーケティングは本当にヤバイくらいですよ、、、

例えばグローバルのeSportsの巨大なゲームイベントのスポンサーになって、車を展示したり、
私が今月行ってきたアブダビのコミコンでも、日本のアニメ、漫画が溢れる中で、中国の自動車メーカーが

まるで日本のメーカーの車のようにバンダイナムコの斜め向かいのブースでアニメとコラボして巨大なマーケティングを行っていました。

 

遅かれ早かれ自動車市場もそのうち中国に持っていかれそうな予感がしています。

 

 

話は戻りますが、仮想通貨に関しても今回のトランプ氏の牽制する談話は、他の国も危機感を持った方がいいかもしれません。

間違いなく仮想通貨で最大の利を得ているのは、圧倒的に中国ですので。

兆に近いくらい稼いでいるプレイヤーが本当にゴロゴロいますからね、、、

 

 

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