世界の車事情

中国のEVメーカーが台頭してきていますが、グローバルで見た時に車事情はどのようになっているのか。

私もここ5年くらいの間にプライベートやその他で10か国くらいは訪問してきましたが、
そこで感じた車業界に関してシェアしたいと思います。

 

トランプ氏の関税問題で、日本車メーカーは、輸入車両と部品に対する関税により190億ドル以上の損失を予想していると言われていますが、

今日本の業界で世界で強いのは車メーカーくらいでこれが終わると経済に大ダメージとなりそうなので心配しています。

すでに日産が大幅な人員削減と工場閉鎖で最大の打撃に直面している状況です。

今後の貿易交渉は本当に重要で、石破政権にそれを任せるのは不安ですが、何とかして欲しいものです。

 

話は戻りますが、海外の実際に私が目にしてきた車事情ですが、中国メーカーが台頭してきているのは本当に間違いありません。

実際には中国企業傘下のメーカーですね。

特にこのMGという中国企業傘下の自動車メーカー。

日本だと見た事も無いと思いますが、ヨーロッパ、中東で異常な伸びを見せています。

デザイン的には日本車と韓国車を足して2で割ったようなものが多いですが、数年前まで見なかったのに、ここ1年、2年、ヨーロッパ中東で本当に急激に増えてきています。

EVに関してはテスラのシェアが落ちている最大の原因はこれでしょう。

 

しかし、実際EVに関しては海外で見ても、そこまで普及しているようには思えません。

伸びもかなり鈍化してきているようでPHEVやHEVが伸びてきており、これは日本と同じでしょう。

EVに関しては中国メーカーが覇権を取るのは間違いなく、まともに戦っても日本メーカーだと勝てないだろうな、、、という印象を持っています。

彼らの海外で仕掛けるマーケティングは日本メーカーでは到底難しく、
ゲームの大会、アーティストのイベント、ハイブランドのイベントなど、あらゆる所で多額のお金を掛けてプロモーションを行っています。

フォルクスワーゲンがそれに真っ向から挑んで、純利益が70%下落という大苦境に陥っており、日本メーカーは同じ道を辿らないようにしてほしいものです。

 

 

高級車に関して。

SUVが人気でGクラスやベンテイガ、ウルスは売れ筋ですが、その分タマ数が多い事から日本と同じで値崩れが発生しています。

スーパーカーに関してもPHEV系はやはりSF90など見ても値崩れが激しいですね。

 

自然吸気がもう絶滅危惧種になってしまいましたが、ウラカンがなぜか値上がりしてきており、その反面、アヴェンタは価格が下落傾向にあります。
アヴェンタが値下がり傾向にあるのは、同タイプ新型のレヴエルトの影響でしょう。

ちなみに年式によってはすでに海外ではアヴェンタよりウラカンのほうが高かったりします。

 

私は最近フォルクスワーゲンのパサートという200万円くらいの大衆車を買いましたが、
また資産が増えてきたらアルトゥーラでも買おうかなと思っています。

 

 

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