Zcashの復活から見えること

Bitcoinのプライバシー不足を提唱していたチームが
2016年にBitcoinからフォークさせて生まれたのがZcash(ZEC)となります。
2017年の仮想通貨バブルの時も匿名通貨として大きな注目を浴び、短期間に数十倍の上昇を記録したトークンとなります。
その後も開発はずっと続いていましたが、新たなプライバシーコインが続々と登場する中で、そして匿名通貨に人々が興味を無くした事も重なり
CMCでも大きく下がっていきましたが、

2025年の暴落相場の中、一筋の光としてビットメックスのアーサーヘイズやウィンクルボス兄弟の目につき、そこから再び急騰したプロジェクトとなっています。
Zcashの最大の特徴は量子耐性でしょう。
想定以上に量子コンピュータの進展が早く、2030年にはビットコインが使い物にならなくなるような話も出てきています。
Zcashはゼロ知識証明(zk-SNARKs)とシールドアドレスによって強力に匿名性を高めています。
ビットコインやイーサリアムなど公開鍵を表に出しているトークンとは異なり、高度なセキュリティを持っているのです。

量子コンピュータの想定以上に早い開発進展、
そしてAI、監視、デジタル監視の進化に伴い、プライバシーコイン(匿名通貨)の重要性が増すという文脈で、今Zcashに大きな注目が集まっているという事になります。
既にウィンクルボス兄弟はZECの蓄積に特化した初の財務会社(DAT)、サイファーパンク・テック(Cypherpunk Tech)を発表しました。
法的にZcashは使用、保有を禁止されている国も多く
マネーロンダリングや違法取引を防ぐためです。
元を辿ると仮想通貨はそういった目的での利用が大半で、今みたいなトランプ氏やアメリカが国として入ってきて良い業界ではなかったですからね。
ああいった輩たちがこの業界に参入し始めてから本当にロクな事がないです。
Zcashの復活は原点回帰であると私は思っています。
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