RegalCoin(リーガルコイン/REC)破綻か？

RegalCoin(REC)

最近、RegalCoin(リーガルコイン)の雲行きが怪しくなってきている。

リーガルコインとは、ビットコネクトを頂点としたレンディング系コインの中で

新興でありながら、ナンバー２の規模を誇る大手のレンディングコインだ。

レンディングとは、持っている通貨を貸し出して、対価として日利数％を貰うというシステムだ。

RegalCoinの通貨であるRECを取引所で購入し、RegalCoinの公式プログラムサイトにて、その通貨を預け入れると、日利として１％～１．３％ほど貰えるという仕組みだった

月利ではなく、日利だ。

たしかに、最初のうちは１．３％前後が毎日配当されてきていたが、通貨価格の下落とともに、徐々に配当利率が落ちてきて、投資者たちを不安にさせてきた。

疑心が売りを煽り、1REC9000円の価格をつけてから、わずか２か月ほどで８分の１ほどまでに価格が落ち現在は1400円ほど。

現在の利率は日利０．７％まで落ちてきている。

リーガルコインは、まもなく破綻するだろう。

たしかにマーケティングはうまかったが、成功しているレンディング系と比べ
致命的な問題点を抱えていた。

それは内部取引所を持たなかったことだ。

ビットコネクトにしろ、匿名系仮想通貨のADKにしろ、

価格を操作しやすい内部取引所を持つことは、通貨価格を安定させるにはとても重要なことだ。

疑心が芽生えやすいレンディング系ではなおさらのこと。

上場後、70倍の9000円を付けた安心感からか、行動が後手に回ってしまい、軌道修正が難しいところまできてしまった。

ビットコネクトのスキームを導入していれば、このようなことにはならなかったはずだが、おそらく年末から年始のうちにサイトが消滅する可能性が高いと思われる。