ライトコイン(LTC)が今最も期待値が高いと言われる理由

Forbes(フォーブス)の記事にライトコイン(Litecoin)がリップル(XRP)やイーサリアム(ETH)を時価総額で抜かし今年中に2位に躍り出るというアナリストの予測が発表されました。

 

ライトコイン(LTC)と言えば、2011年に登場した古株通貨で常に仮想通貨のランキング上位にいながらも、存在感が薄くあまり目立たない印象を持っている人も多いかと思います。

こちらは2014年から2018年の時価総額のランキングですが、2014年に2位に付けたのを最後にそれ以降はリップルやイーサリアムに抜かされ、その存在感が大きく低下しています。

 

今回、世界的な経済誌であるForbes(フォーブス)で、なぜライトコインがリップルやイーサリアムを抜かして今年中に2位になると予測されたのか。

その大きな理由は3つあります。

 

まず1つ目はライトコインがセキュリティとプライバシーをさらに高めるために匿名化技術Mimblewimble(ミンブルウィンブル)の実装を決めたことにあります。

Mimblewimbleを実装した仮想通貨は現在BEAM(ビーム)とGRIN(グリン)がありますが、すでにライトコインはBEAMとの提携を発表しており、通常のライトコインとMimblewimbleを搭載したライトコインをいつでも変換できるようにし、プライバシー保護の恩恵を受けられるようにするとのことです。

 

2つ目ですが、ライトコインの半減期が8月にあります。

仮想通貨の半減期はビットコインを含めて、大きく価格が上がる材料と見られており、ライトコインの過去の半減期もやはり価格が大きく上昇しています。

 

最後3つ目は、分散型プラットフォームのTokenPayと共に仮想通貨を扱う銀行サービスを開始するのではという動きが出始めているからです。

銀行と言えばXRPですが、米国の大手JP MorganはXRPと同様の方法で機能するプライベートブロックチェーンベースのデジタルトークンの計画を発表しており、先行きに懸念材料が出始めているとのことです。

 

Forbesが今年中にライトコインがリップルを超える理由として上記3つを挙げていますが、時価総額がライトコイン3800億、XRPが1兆3000億円とかけ離れており、本当に追い抜かすかどうかは少し疑問です。

ただし、今年1月から他の通貨よりも上昇率が高く年初来高値を更新し続けています。

もしこのペースがそのまま続くなら、追い抜かすことはなくても大きく差が縮まることにはなりそうです。

 

 

 

 

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