追跡できない仮想通貨

ビットコインが銀行送金と違って匿名性が高いと思っている人もいるかもしれませんが、最初に仮想通貨を購入する取引所でKYCを行っている時点でその後は公開元帳を利用して追跡する事ができるためプライバシーはそこまで高くはありません。

 

採掘で入手した通貨や、相対取引で入手した通貨をShapeshiftなどでZcashに換えてなどの面倒な作業をやれば、ほぼ追跡は不可能ですがそこまでやる人もそうそういないでしょう。

 

海外ではどのような方法が行われているのか?

これはあくまでも海外で主流の話で、日本からは絶対にやらないで下さい。

完全に悪質な脱税行為ですので犯罪となります。

 

日本のサイトでほとんど書かれていないので、一つの知識としてご紹介します。

Bitcoin Mixingというサービスを使う方法が海外で今蔓延しています。

リンクは貼らないので興味がある人は海外の検索エンジンで探してみて下さい。

 

 

Bitcoin mixingのサービスを提供しているところは、おそらく海外で20~30程度あると思います。

内容は海外のサイトを日本語化しておいたのがこちらをご覧ください。

目的は資金洗浄となっており、通常ビットコインは公開台帳から資金の流れを追跡することができますがmixingを使うことによって自分の資金を他の人の資金と混ぜ合わせて追跡できないようにするサービスです。

例えば自分が1BTCを自分の所有する異なるBTCアドレスに送りたい場合、このmixingサービスを通す事によって、異なる複数の誰かの1BTCが混ぜ合わせて自分のアドレスに送られてきます。

自分が送った1BTCは、他のサービス利用者たちのアドレスに送られることになります。

 

利用にわずかな手数料が必要となりますが、ほぼ追跡は不可能となるため海外では脱税目的の利用が絶えない状況になっています。

 

ただし、少し前にビットコインブレンダーという所が保管されていた通貨を持ち逃げした事件があった通り、アンダーグラウンドな世界なのでとてつもなく大きなリスクがあります。

また、今年になってからベストミキサーというミキシングサービスがユーロポールから摘発されたりと、当局も脱税を防ぐために躍起になっていますが、次々と新しいミキシングサービスが登場しているおり全く追い付いていない状況です。

 

日本では現状最大55%というアホらしい税率に設定されていますが、数年以内に税率が20%に改定されるという話もあるので、このようなサービスを使うよりかはそれを待つのが得策かもしれません。

 

 

 

当サイトはあくまでもチラシの裏程度の感覚で見て頂ければ幸いです。投資にはリスクがあります。私は一切責任が持てませんので、必ず自己責任でよく考えてから行って下さい。