仮想通貨ローンが盛り上がってきている件

仮想通貨ローンはまだ4000億円程度の市場ですが、確実に利用者が増えてきています。

こちらは仮想通貨ローンのプラットフォームを持つ5社の利用額の推移ですが、過去4ヶ月間のローンの額(約2億5,700万ドル)は、過去16ヶ月の合計(約2億8,400万ドル)にほぼ匹敵しています。

グラフを見てわかる通り、2019年6月、7月のdydxとCompound v2の伸びがとても大きいですがこれは新サービスの開始によるものです。

コインベースが出資するCompound v2のプラットフォームでは、自分の持っている仮想通貨を預けて利息を得ることもできますし、仮想通貨でローンを組むこともできます。

お金の貸し借りは一般的な銀行でも行うことができますが、仮想通貨での貸し借りの需要が急激に高まっているわけです。

 

上のグラフ画像には載っていないですが、業界No1はCelsius(セルシウス)で1年で2000億円規模のローンを組成しており、貸し手側に合計3億円以上の利息を支払っています。

 

現在、仮想通貨市場は値動きの少なく非常に稼ぎにくい相場になっていますが、寝かしている仮想通貨を預け入れておけば、年間8%程度の利息を得ることができるので、今持っている仮想通貨を売る気も無いような人には適したサービスかもしれません。

 

しかし、新興国の銀行の定期預金であれば年間利回り10%を超えるようなものも数多くあるので、個人的にはこういったサービスに魅力を全く感じていませんw

 

 

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