海外オフショア法人
仮想通貨関係無く、色々な依頼を受ける事が多いですが、最近特に多い話を掲載しておきます。
そこから見えてくるものもあるかもしれません。
特に多いのがオフショア法人の設立に関して。
これは今年になってから5件ほど頂いていました。
海外銀行の場合、オフショアサービスに力を入れているところもありますが、オフショア法人に対して法人口座の開設は年々厳しくなってきています。
これはマネロン問題が深く関わっています。
銀行側は規制当局による巨額の罰金が新たな経営リスクになってきており、マネーロンダリング(資金洗浄)や制裁対象国への送金など違反行為で科された罰金は1年で200億ドル(2兆円)を超えているという現状があります。
制裁金の額によっては支払う事が出来ず潰れてしまう銀行もあるわけです。
そのリスクから、安易に海外在住者からの銀行開設や、特に法人の口座開設は年を追うごとに難しくなってきているという事になります。
特にヨーロッパ圏はもう非常に厳しいですね、、、
ヨーロッパ圏で、まだ敷居が低いと言えるのはセルビア国あたりでしょうか。
すでに、南米や東南アジアにシフトしつつあります。
オフショア法人ではなく、財団の設立に関しても相談を受けることがあります。
なぜ財団なのか、法人ではなく財団にすることによって色々メリットがあるので、それはまた別の機会に記事を書きたいと思います。
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