ラブアン島を使った法人税の削減

パナマ、ヴァージンなど法人が税金支払いを減らすために会社を作るケースが多いですが、最近日本ではマレーシアのラブアンでの法人設立が本当に多いです。

ラブアンの税率は3%もしくは、20000リンギット(約50万円)のどちらかなので、
例えば、年間2億円の利益が上がっている日本の中手企業なら日本での税金は約5000万円になりますが、ラブアン法人なら50万円で済んでしまいます。

その差額4950万円は色々な手法で会社代表個人に移転する方法も存在しているわけです。

ノミニーで会社を作れるので、実質的な代表者は出てきませんし、脱税に近い方法が色々存在しています。

 

マレーシアの法人税率は24%ですが、マレーシアの企業はラブアンに作ることができず、ラブアン法人はマレーシアでの取引ができないというのがポイントとなっております。

法人税50万円で済むなら、マレーシア企業も次々とラブアンに本店を移す流れになってしまい、税収が大きく減る事になりますからね。

 

ラブアン法人を作るのに相性が良いのはネットビジネスをやっているような会社で、別に日本からでなくマレーシアからでもビジネスを行えるような業態のものです。

ラブアン法人を作れば代表者はマレーシアの居住権を持つことができるので、最小の税金で資産を個人に移転しながらという事も可能になったりするわけです。

ただし、マレーシアの食事はあまりおいしくないので、税金が安くても移住したいとは全く思わない国ですね(笑)

投資系で生計を立てている人にはいいかもしれません。

 

 

 

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