ドバイの不動産価格の伸びが鈍化
ドバイの不動産価格が今年に入り勢いが鈍化しています。
1つはロシア富豪たちの撤退。
コロナ禍、そしてウクライナ侵略中にロシア人富豪の多くがドバイに移住し、ドバイ不動産価格の暴騰の大きな要因となっていました。
コロナも完全に明け、ドバイに飽きたロシア人たちが他国に移住を急速に進めており、2024年になって影響が出始めている状況となっています。
日本人のマーケター達が日本にドバイ不動産を売り出したあたりから、そろそろかな、、、と思っていましたが案外早くピークは過ぎてしまったようです。
コロナ禍にドバイ不動産は上がりすぎたと思っています。
どの国もロックダウンして移住できる国が限られている期間に、ドバイは多くの富豪の受け皿になっていましたがその影響で短期間に上がり過ぎました。
しばらくは横ばいか少し下がって停滞の展開になるのではないでしょうか。
現在のドバイ不動産価格は平米単価で東京の港区、千代田区、渋谷区ほどは高くはなく、大阪の梅田あたりよりかは高いレベルです。
現地の不動産エージェントに聞くと、利回りはだいたい5~6%くらいで回っているイメージですね。
長期目線であればもう少し下がったタイミングで買ってもいいかもしれませんが、それならば他の国でもっと投資効率の良い不動産はいくらでもあるというのが私の感想です。
ドバイのゴールデンビザを取りたいとか、移住したいとか特別な理由が無い限りは無理して買うほどでもないでしょう。
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