仮想通貨プロジェクトに循環供給量(Circulating supply)を考えていないところが多すぎる話
月に50プロジェクトくらいと打ち合わせしていますが、日本語で循環供給量、英語で(Circulating supply)を考えていないプロジェクトが多すぎると思っています(笑)
トークン価格が将来的に上がるかどうかを見る上でも、ここが最重要視しても良いと思える箇所なのです。
Coinmarketcapで、私が昔好きだったAuroraというプロジェクトを例にしてみます。
循環供給量とはこの箇所ですね。
下のパーセンテージが重要で、これは知っている人も既に多いと思いますが、市場へと流通していて一般に入手できるコイン(トークン)の量を指すわけです。
必ずプロジェクト側に言うのですが、最初に10倍以上上げたいなら5%未満。
2年ほどで10%~15%くらい。
一度流通させると引っ込めることは難しいので少しずつ放出させていくという事を必ず伝えています。
あまり放出しすぎると、運営のトークンロックが解除される頃には二束三文になってますよwと伝えています。
アフォなプロジェクトは最初からここを20%くらいにしたりと、結果的に価格が上がりにくくなるという事に後になって苦労していますw
どういう事かと言うと、CMCのランキングは基本的にトークン単価×流通枚数で算出されますが、
例えばトークン価格1円で発行枚数が100億枚のプロジェクトがあったとすると、
100%放出されていた場合時価総額は1円×100億枚で100億円、5%しか放出されていなかった場合は1円×5億枚(5%)で5億円となるのです。
見たらわかると思いますが、市場に流通させればさせるほど1枚当たりの単価が上がりにくくなるという話になるのです。
ここを何も考えずにやっているプロジェクトが異常に多く、最初の上場のタイミングでは今まで上がってきたプロジェクトを見ると5%未満に抑えるのが理想で、
適当にやってると本当に後々価格が上がらないという話になるのです。
出すのは簡単でも引っ込めるのは難しく、運営が後になって価格を上げるために場から買い集めるというマヌケな現象すら発生しているのは、全部ここの最初の判断ミスなわけです(笑)
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