私たちが発がん性物質に関して根底から間違った知識を持っていた件

暇を持て余しており、最近癌に関しての海外の論文を読み漁っていましたが、非常に驚く情報が掲載されていました。

いや、これは一杯食わされましたね、、、
βカロテンやビタミンCなどの抗酸化物質。
癌治療に予防や、抑制効果があるとして経口や、クリニックでは点滴注射などもありますが、
これがガン予防どころか、癌の促進や、転移促進に繋がる可能性があるという事です。
この私も、現代病として2人に1人が掛かるとする癌を抑制するために、ビタミンEやビルベリーなど、ガンガン摂取していましたが、
これがかえって癌を体内で散らしていた可能性があるという話になってきます。

上の論文は、テキサス大学サウスウェスタン医療センター(米国)による発表で
今まで活性酸素は、細胞にストレスを与え、がんのイニシエーション(発がんの第一段階)を促進すると考えられてきたが、
今回の研究で、悪しきものとされてきた活性酸素が、実はがんの転移を防ぐという有益な作用も持っていることが明らかになったのです。
論文を一通り読みましたが、抗酸化物質のサプリメントの過剰摂取は、特定の条件下でがんを悪化させる可能性があり、
特に、高用量のβ-カロテンやビタミンEは、喫煙者など特定のリスクグループで逆に癌リスクを高めるという事になっています。
特に興味深い箇所はこちらです。
肺がんモデルマウスに抗酸化物質(N-アセチルシステインあるいはα-トコフェロール酢酸)を摂取させた場合、がんの進行が早くなることを報告しています。
その原因として、抗酸化物質がDNAの損傷を消去することで、がん細胞のDNAの酸化損傷が抑制された結果、がん細胞の増殖スピードが速くなることを挙げています。
この情報には私も驚きの色を隠すことができないですね。
摂れば摂るほど癌や肌に良いと思いビタミンCやニンジンジュースなどのβカロテンを連日大量摂取する生活を呑気に年単位で続けていました。
すぐに皆さんにシェアしておく必要があると思い、本日急ピッチで記事を仕上げました。
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