ICOのKYCに利用したパスポートが悪用されている件

 

以前からその危険性は指摘されていたのですが、ICOのKYC登録時に使ったパスポートの情報などがダークウェブで売買されている可能性が問題となっています。

 

こちらは色々なところで集められたパスポート情報が売買されているサイトです。

ICOを行ったあと、半分以上の通貨は上場すらしていません。

中には公式ページが消えているものすらあります。

 

メールアドレスや、KYCの際に行ったパスポートの情報など、売れるものは全て売ってしまっている業者があってもおかしくはありません。

最近、パスポート情報の売買が問題になっており、ICOのKYC登録時のパスポートなどの個人情報も売られているのでは?というのが問題となっています。

 

会社の住所や、メンバーの所在などがはっきりしているものは大丈夫だと思いますが、仮想通貨の種類は3000種類近くあり、中には最初から金集めだけが目的だったようなものもあると思います。

こちらの画像をご覧ください

 

海外のサイトによるとパスポート写真は1枚約1500円で売れるとのことです。

さらに公共料金などの住所証明書が追加された場合は1件につき約6500円で売れるようですw

例えば、1000人がICOに参加していたら、これだけで650万円になるわけですね。

詳しくは下記をご覧下さい。

  • デジタルパスポートスキャンの平均価格は$ 14.71です。
  • 住所証明書または身分証明書(自己申告書、公共料金および/または運転免許証)がパスポートスキャンに追加された場合、平均価格は$ 61.27になります。
  • オーストラリアのパスポートスキャンが最も一般的でしたが、最も高価でした(32ドル)。
  • 現実の物理的なパスポートの平均価格は$ 13,567です。
  • 偽造品の物理的なパスポートの平均価格は1,478ドルです。

 

おそらく多くの企業は、個人情報を販売するようなことはしないと思います。

ただし、3000種類近くも通貨があれば、犯罪者集団が運営しているようなものもあってもおかしくはないので、運が悪かったらこういった業者に当たってしまうこともあるかもしれません。

 

これからICOに参加する際は、会社の住所がはっきりしている、プロジェクトにかかわるメンバーが信頼できる等々、色々なところから総合的に判断して参加しないと、個人情報が売られて、思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性もありそうです。

 

 

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