テレグラムの機密性について

テレグラムの機密性について

テレグラムの機密性がけっこう揺らいできているみたいですね。

あんまり深く書けないですが、薬物売買の温床になっている事から解析が進んでおり、何を話しても安全とは言えなくなっているというのが実際のところになってきているようです。

テレグラムは独自の暗号化プロトコルを用いて、機密性の高いやり取りが可能となっている事がウリとなっていますがサーバーとユーザー間の通信の暗号化であり、サーバーのほうにはユーザーデータが残っている事がリスクであると言えます。

サーバー上にはIPアドレスや電話番号などのユーザーデータは全て残っていますからね。

テレグラムで完全に安全に使うなら、サーバーにデータを残さないシークレットモードを使うことです。

E2E暗号化という仕組みですが、これは送信者と受信者のみがメッセージを読み取ることができ、運営であるテレグラムサーバーにも一切保存されません。

ちなみにシグナル(Signal)というメッセージアプリなら完全にデフォルトでE2E暗号化なので、運営側は一切読み取ることができず、送信者、受信者だけの機密性の高いやり取りができます。

テレグラムのほうはデフォルトではE2E暗号化になっておらず、シークレットモードを使う事によって初めてその機能がオンになる事を覚えておいて下さい。

通常皆さんが使われているテレグラムのグループチャット機能や、個人同士の通信はほぼ解析可能になってきているので
何を話しても大丈夫というような安全なものでは無くなってきているわけです。