借金についてお問合せがあった件について
当ブログの問い合わせ欄から、悩み相談のようなものが来ていて、
もしかしたらこれは他にも当てはまる人がいるかもしれないので、相手方に了承を得たうえで記事にすることにしました。
今年収350万で借金が300万ほどあり、生活が非常に苦しく、将来に不安を覚えているという方からです。
40歳でお子さんが2人おり、これから高校、大学と学費もかさんでくる中で、やりくりしていける自信がなく途方に暮れているという事でした。
私のブログとあまり関連性の無い内容なので何故私にメールしてきたのかはわかりませんが、私も大学生の20歳の時に1度だけ借金をした事があるのでその時の経験を元にお返事しました(笑)
大学生の時借金をした理由は、持っていた車のカスタム費用を捻出するためでたしか50万円を金利年29.2%で借りたと記憶しています。
社会を知らない大学生2回生の時の私はまだ情報弱者で金利分ばかり払ってなかなか借金が減らないという状況に陥っていました。
今では考えられないかもしれませんが、2000年代前半の消費者金融は審査は緩く基本誰でも借りることはできますが、金利が高く取り立てが厳しいという事で、借金苦での自殺も多く社会問題になりつつあった時期で、それから数年後にグレーゾーン金利が撤廃されることになったわけです。
私は借金の元金がいつまで経っても減らないことで鵜飼いの鵜になっている事に気付いてから、結果的には学生を続けながらも6か月くらいで完済しました。
何をしたかというと金土日の夜に追加のバイトを入れたことと、自分の収入と支出を徹底的に把握する事です。
ノートにつけることにより、無駄な部分が見えてくる。
節約できる部分は節約して、余計な無駄は一切出さないように徹底しました。
借金をする人の中には年収500万~800万円程度の中流階級の人が多いと言われていますが、普通に考えたらそのゾーンの人たちは借金とは無縁とも思えるのですが、自己破産者も相当数存在しています。
なぜそうなってしまうのかというと、お金にルーズだからです。
計画性が無い、どんぶり勘定、見得張り、楽観主義、自制心が無い、ギャンブル気質、etc
私の周りにも年収数千万円なのに、貯金が0という人がけっこうおり、だいたいこの上のどれかに当てはまっています(笑)
大人になってから性格を変えろと言っても無理な話で、私がアドバイスできるとすれば自分の収支を把握する事くらいです。
そうすれば、お金の使い方が必ず変わってくるはずです。
お金の扱いにシビアな人はそもそも借金などしない、お金を適当に扱う人が借金をする。
投資の世界においても資金管理ができない人は最後は資産を溶かしてしまうように、常日頃から、小銭を部屋に巻き散らかしているような人は、もう一度自分を見直してみるといいかもしれません。
当サイトはあくまでもチラシの裏程度の感覚で見て頂ければ幸いです。投資にはリスクがあります。私は一切責任が持てませんので、必ず自己責任でよく考えてから行って下さい。