仮想通貨にリンクしたVISAカードの支出が急増

Visaはすでに仮想通貨取引所と提携しています。

米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースや、香港FTXなど大手の仮想通貨取引所と提携し多くのユーザーが仮想通貨の購入であったり、サービスの利用に使っています。

 

2021年の最新のデータによるとVISAの1月から3月の合計トランザクションは4兆円弱です。

仮想通貨に限定したVISAのトランザクションは1月から6月の合計6か月間で約1000億円なので、全体で見ると少なく感じるかもしれませんが、
仮想通関連だけでトランザクション全体の80分の1程度を占めていているので、VISA側も仮想通貨は見過ごせない市場になってきているのではないでしょうか。

 

直近では、米国の仮想通貨貸付プラットフォームのBlockFiがVISAと提携してBlockFiRewardsVisa®Signatureクレジットカードを発行しました。

このカードの特徴は法定通貨支払う代わりに、stablecoinで支払う機能を追加される部分です。

BlockFiに入っているGUSD、BUSD、PAX、USDCなどのstablecoinがフィアットとしての機能を果たすので、現金を持っていなくて、仮想通貨で支払いをしていきたいという人には最適です。

ただBlockFiのKYCは厳格で脱税は不可なので、使った分は必ず税務申告しておく必要があります。

 

VISAはマネロンには絶対に使わせないという姿勢を前面にだしておりますが、
その一方、Masterのほうは、オンラインカジノ決済、仮想通貨出口諸々、かなり緩いですよね(笑)

仮想通貨の出口で使われていたVISAのプリペイドはもうほぼ止まっていますが、未だにMasterや銀聯は使えるものが存在しており、少々法的にグレーであっても稼げればというのはあるのでしょう。

 

最近は仮想通貨の出口も巧妙になってきており、後進国の銀行から出金というものも出てきています。

仮想通貨に対しての税金が高すぎるゆえに、こういったものが次々と出てきているわけです。

 

 

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