当局はトラベルルールで何をしようとしているのか

日本の金融庁(FSA)は、金融活動タスクフォース(FATF)の「旅行ルール」を4月1日から国内で義務付けました。

これによって何をしようとしているのかイマイチ意図が分かっていない人が大半だと思います。

 

こちらはビットポイントの新たな出金画面です。

新たに追加項目の入力が必要ですと出てきます。

出金先口座が、本人の口座なのか、それとも他人の口座なのか、送金先口座持ち主の名前の入力を求められることになるわけです。

 

これで本人と入力して送金した時点でその送金先口座が海外取引所だったとしても、次回からはそれは本人の口座として日本の当局が管理し税金逃れや言い逃れができなくなるという事になります。

では受取人が「本人ではない」として送金しようとした場合、送金に規制が掛かることがあります。

 

制限が掛かるのは出金だけで日本の口座への入金に関しては一切制限がありません。

まさに入るのは容易で出るのは厳しいという状況です。

 

海外取引所を使うユーザーが増えており、その海外取引所と日本国内居住者の情報を紐づけておきたいのでしょう。

仮想通貨投資を国内取引所から始める人は確実に足が付くので注意が必要かもしれません。

 

 

 

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