USDTのドルペッグが崩れた理由
昨日、USTに続きUSDTまでペッグが崩れるという異常な事態となりました。
1日経った本日もまだ完全には値を戻していません。
なぜこのような事態になったかというとUSTの暴落によってステーブルコインの信頼性が薄れ、取り付け騒ぎのような事が起こったというのが実際のところとなります。
USDTの裏付け資産は現金ではなく、コマーシャルペーパーや社債などリスク資産がかなりのウェイトを占めており、USDTを売って、現金比率が高くより安全なBUSDやUSDCに流れたというのが昨日起こった事となります。
BUSDやUSDCはほぼほぼキャッシュでの裏付けがなされており、比較的安全なステーブルコインと見られています。
取り付け騒ぎによってUSDTは各取引所によって異なりますが、おおよそ6%ほど下落しました。
今回USDTのペッグが崩れた事によって、今後その事が問題になる可能性もあるのでUSDTを保有している方は今後USDTに関わるニュースは注視しておいたほうがいいかもしれません。
私は念には念で、BUSDやUSDCに大半を替えております。
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