外国はスタッドレスタイヤを使わない話
日本もそろそろ寒さは和らいできたでしょうか?
1月は非常に寒かったと聞いています。
積雪のため、日本の高速道路が大渋滞を起こしている映像をこちらのテレビでも見ました。
昔福井に住んでいたときはよく見かけた光景だったのでとても懐かしく感じました。
あの高速道路での大渋滞。
発生の原因は9割以上の場合、トラックなどの大型車両なんですよね。
大型車はその重量によって、タイヤが雪の深い所にハマりやすく、そして空転して抜け出せなくなります。
トラックでもタイヤにチェーンを巻いておけばほぼ確実に大丈夫です。
しかしトラックの場合はだいたい冬用のスタッドレスタイヤなんですよね。
スタッドレスを万能だと思っている人がたまにいますが、私のような北陸に住んでいた人間からするとスタッドレスタイヤで何度か危険な思いをしてきています。
平坦な道だと問題ありませんが、坂道になるとグリップが利かず滑ったことが何度もあるのです。
アイスバーンではスタッドレスはノーマルタイヤよりも少し安全なくらいで、確実に安定して走るならチェーンを巻く以外はないでしょう。
ここからは余談なんですが、北半球の住む日本以外の国ではスタッドレスタイヤも、チェーンを巻くのもそこまで主流ではありません。
大半がオールシーズンタイヤなのです。
知らない人もいるかもしれませんが、名前のとおり夏でも冬でも使えるタイヤでたぶん日本でも売られていると思います。
スタッドレスやチェーンは道路に良くないという事で、禁止されている国や場所すらあるくらいです(笑)
当然事故も多く、よく冬の高速でのスリップした多重事故の映像をテレビで見かけます。
これもまた余談なのですが、外国だけでなく日本でも高速道路によく融雪剤が撒かれます。
あれは塩化カルシウムを使っているのですが、車の底面が錆びてくるので高級車に乗っている人はもし融雪剤を撒いた道路を通った場合はその後洗車したほうがいいかもしれません。
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