不動産を海外の富裕層に売りつけるために重要な事

不動産を海外の富裕層に売りつけるために重要な事

日本のマンションを見ていると最初から海外の富裕層に売るつもりは余り無いんだろうな、、、と思っていつも見ています。

日本人に売るよりも高値でボッタくり価格でも売れるのに。

外貨をガンガン獲得していかないと日本国内だけで回すのもそのうち限界が来るでしょう。

 

海外の人のニーズが読み取れていないんですよね。

麻布台ヒルズ　ガーデンプラザレジデンスの今8億8000万円で売りに出ている4LDKの物件を見て唖然としました。

 

不動産会社ケンコーポレーションのサイトから画像転載するわけにもいかないので、三井のリハウスの麻布台ヒルズ　ガーデンプラザレジデンス3LDKを抜粋させてもらいます。

実際に売りに出ているのは4LDKで下の画像にもう一部屋ベッドルームが付いて120平米くらいだと思っておいて下さい。

 

これを見て何がダメかわかりますか？

欧米の富豪や中東系の富豪、最近だとインドなどの富豪もこれだとあまり欲しがらないんですよね。

 

答えはトイレの数が少なすぎるんです。

外国の高級不動産って2LDKでもトイレ2つ、バスタブ、そしてシャワールーム1つずつくらいがデフォで、利便性とかプライバシーとか家族間でも色々あるんですよね。

例えばこれは近い価格の海外の高級物件のベッドルームとバスルーム(トイレ、風呂)の数。

4LDKの高級物件だと、低層だろうが高層だろうが多くの国でこの数が本当に一般的です。

麻布台の物件って海外でもむちゃくちゃ紹介されているのですが、たぶんこの間取りを見て唖然としてるんじゃないんですかね。

 

あと部屋のデザイン。

昔の六本木ヒルズも同様で、もちろんリフォーム前提なのだと思いますが、あまりにも内装がチープすぎますね。

乃村工藝社とかを入れて、ハイクオリティの部屋にして売り出せばたぶん上の4LDKで倍の価格でも海外からバンバン買手が付くと思うんですよね。

 

少子高齢化で人口減少が始まった日本ですが、海外に色々物を売って稼いでいこうと思うと
本当に外国人富裕層のニーズをくみ取ることは重要だと思います。

 

素行不良のクルド人とか、犯罪しに来る途上国の変なのばかり呼び込まず、もっと海外の経営者や資産家、富裕層をガンガン取り込んでいかないと

それを本格的にやっているシンガポールや香港の後塵を拝するだけになってしまいますね、、、