途上国の不動産投資で金融機関に嵌められる事例

経済発展や工業力などの水準が先進国に比べて低く、経済成長の途上にある国を途上国と呼びますが、
ひとえに途上国と言っても経済レベル、民度などがそれぞれ大きく変わってきます。

今回は東南アジアやヨーロッパの東側の今まさに発展途上の国の不動産投資で気を付けるべきことを共有しておきます。

 

重要な事なのにネット上どこにも書かれていないのでこれから海外の不動産投資などを考えている人はよくお読みください。

 

建設中のレジデンスやヴィラはお金さえ払ったら100%完成すると思いますか?

私の経験上では、最大手のデベロッパーでなければ5%くらいの確率で建設中にデベロッパーが破綻しています。

最初の建設費用を低く見積もりすぎていたり、今回のコロナウイルスのような感染症の世界的な蔓延だったり、集めたお金を他に事に流用していたり、、、、
私も今まで完成まで行かなかった物件をいくつか見てきています。

その場合どうなるのか?

だいたいプロジェクトにはその国の銀行のお金が入っていたりします。

デベロッパーが銀行から借り入れしていたりもするのです。

そのようなプロジェクトの場合、破綻した後に金融機関が存続が困難であると判断すると、所定の手続きのうえ、建物と土地を競売にかけてくるわけです。

個人投資家の立場は弱く、デベロッパーが破綻すると建物、土地を持っていかれて丸々大損になってしまうのが一般的なパターンです。

 

個人投資家はどのようにしたらいいのか?ですが、直ちに抵当権設定登記を行ってください。

これをしないと破綻して何も手元に残らないという事になってしまうのです。

行っておくことで債権者の同意なく金融機関は売却を進めることができなくなり、あとは銀行と交渉していくらかのお金を取り戻すか、
売却に同意せず、新たな資本の注入を待つなど色々選択肢が出てくるわけです。

何もしないと高いお金だけ払って手元に何一つ残らないというパターンが本当にあり得るわけなんです。

これ外国人も意外と知らなくて、やらずに持っていかれるパターンが本当に多いんですよね、、、

 

知識が無いと海外不動産は本当に危険です。

途上国ではよくある事例なので自衛もせず日本と同じような感覚での海外不動産投資は行わないようご注意ください。

 

 

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