海外不動産を購入後、完成前に会社が潰れたらどうなるのか

海外の完成前のレジデンスなどを購入された事のある方も多いかもしれません。

本来は絶対に潰れない規模のデベロッパーから物件を購入するのが大前提です。

 

日本だと三井不動産や住友不動産などありますが、安く済ませるために地域の工務店が建てる物件などを購入される事例もよくあります。

しかし完成前に工務店が潰れて、お金だけ払って何も残らないというトラブルもよく発生しているのです。

 

これは海外も同じで本来はその国の1位、2位のデベロッパーから購入するのが当たり前の話となります。

しかし新興のデベロッパーなどで魅力的な物件が見つかり、それを購入される方もいらっしゃいます。

私の経験上、新興国の海外不動産は完成せずにお金だけ払って何も返ってこないというパターンが稀にあります。

80%くらい完成しているのに、完成前に倒産という事も本当に多いのです。

 

ではそう言った場合どうなるのか。

プロジェクトに銀行がお金を入れていた場合、銀行に所有権が移ることがあるのです。

その物件にお金を入れていた個人投資家はどうなるのかですが、そのまま何も講じなければ銀行の所有権となり何も手元に残らないという事になってしまいます。

 

ここからがネットのどこにも載っていない情報ですが、倒産して銀行に所有権が移る前に、レジデンス所有者は必ず抵当権を付けてください。

これをされると銀行に所有権が移っても、自分の持ち分を維持でき、もし仮に銀行側が追加資金を入れて物件を完成させた後も、その物件の家賃収入などを得続ける事ができる可能性が高くなります。

知らずに何も対策を講じていないと、お金を払ったあなたの手元には何も残らないという間抜けな事になってしまうのです。

 

 

 

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