電気自動車(EV)

日本が水素自動車に力を入れている間に、中国がEV車で存在感を示してきています。

世界の電気自動車(EV)市場に目を向けると、購買力という点で中国は圧倒的な存在となっており、

昨年販売された電気自動車のの2台に1台は中国で買われており、中国は今や世界で最大の電気自動車大国となります。

 

この2022年のたった数か月の間に複数の中国EVメーカーが、欧州における新型車の安全性評価プログラム「EURO Ncap」で最高評価の5つ星を獲得しています。

一昔前までは中国の車は爆発するとか、走る棺桶などと言われていましたが今ではEVに関しては日本よりも上の技術を持っています。

5つ星を得るためには法律で定められた基準をはるかに越える高い安全機能を装備する必要がありますが、EVに限定すると中国車のほうが圧倒的に評価は高いですね。

 

なぜ中国メーカーがここまで力を付けてきているかと言うと、高い給与で日本や韓国、欧米のエンジニアが大量に中国の自動車メーカーに流れているからです。

日本はとにかくエンジニアへの待遇があまり良くなく、中国や韓国からの引き抜きで流れて技術をパクられるというのが常態化してきていました。

これは家電も同じでしたよね、、、

 

世界の潮流となった自動車の電動化。

しかし主要国の中で日本のみが、その流れに大きく乗り遅れていることは否めません。

トヨタが今年5月に発売したEV「bZ4X」が品質不良でリコールとなりましたが、技術的には中国や欧米にすでに大きく遅れています。

日本メーカーが今さら本腰を入れ始めてどうなるのかわかりませんが、世界の流れを読む力の弱さは、本当に日本のダメな部分ですよね、、、

 

あと、今の自民党政権もそうですが、少子高齢化を長年放置したり、老人ばかり優遇する政策など働き盛りの世代を冷遇していると海外に脱出する優秀な人材も増えてくるのでしょう。

家電はもう日本は完全に3流国ですが、自動車だけはなんとか死守して欲しいものです。

 

 

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